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認知機能検査について

微細な認知機能の低下の段階で早期発見が出来れば、予防・治療効果や万一、認知症の前駆状態であっても発症の遅延効果が高いとされています。
 

1)脳梗塞の発症リスクを血液検査でチェック(LOX-index)

 動脈硬化は、血管内皮細胞の機能障害が出発点だと言われています。LOX-1は血管内皮細胞に存在する変性LDLのレセプターです。LOX-1と変性LDLが結合すると血管内皮細胞に慢性的な炎症状態が生じ、これが動脈硬化の原因であることが分かりました。

 LOX-index®は、血液中の変性LDLと血中に放出されるsLOX-1(soluble LOX-1)から測定し算出する指標で、血管壁の硬化状況・硬化リスクを把握することが可能です。


検査費用 ; 12,900円


2)認知症早期発見のための血液検査(MCIスクリーニング検査)

 認知症の中でも一番多いアルツハイマー病。アルツハイマー病は、発症する20年近く前から原因物質である「アミロイドベータペプチド(Aβオリゴマー)」が脳内に少しずつ蓄積することで起こります。

 アミロイドベータペプチドは、神経細胞にダメージを与え、記憶や認知機能を担うシナプスを障害すると言われています。これによって障害を受けたシナプスの状態が病気の進行に関係しており、現在では認知機能健常状態から順に、プレクリニカルAD、MCI due to AD、ADへと進行すると考えられています。

 健常状態ではアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータペプチドは、脳内から脊髄液を介して血液に排出されます。私たちの体にはこれが脳内に蓄積しないよう排除する仕組みなどが備わっており、この仕組みには脂質代謝に関連する「アポリポタンパク質」や免疫機能の「補体タンパク質」が関係しています。

MCIスクリーニング検査は、3つのタンパク質の変化を調べることで、軽度認知障害(MCI)やアルツハイマー病などの認知症の進行を判定します。

 MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病とMCIで血液濃度が変化する3つのタンパク質マーカーを組み合わせ、統計的手法で認知機能障害への程度を推定するものです。この3つのタンパク質は、アミロイドベータペプチドを脳内から排除し、その毒性を弱める仕組みに関わっており、アルツハイマー病やMCIの患者はその数値が低下します。これらタンパク質の機能の低下は、結果的に認知機能障害につながると考えられます。


検査費用 ; 20,000円